山背古道探検隊・探検隊活動記録・あゆみ

まちづくり交流会は楽しかった

 古道周辺地域でまちづくりを進める市民団体の情報交換をはかり、できればもっと広いネットワークづくりができないか。そんな思いで3月1日、井手町の自然休養村センターで「まちづくり交流会が開かれました。
 呼びかけに応じて参集した団体は下記の通り18団体・グループ。約50人の交流会は活気に満ちたのものなりました。


鹿背山の自然と歴史と文化を守る会  西念寺  
三桝商店(柿渋)  城陽市民文学歴史連絡会
  城陽生き物調査隊諸白仲間  城陽商工会議所
山城青年会議所松屋  サンフォレスター  一揆工房
椿井大塚山古墳を守る会   みどりの会山城
むらまち交流会  ホタルを守る会  まちづくりを考える会
山背古道探検隊(&お茶探検グループ) 山背古道推進協議会

以下、分散会の模様をまとめてお伝えします。

 
◆第3分散会の報告より(司会:探検隊幹事桜井)

 これからのまちづくりには、地域の資源を理解し、工夫していく「地域経営」という観点が必要である。「まず地域、それがしっかりしていないと、広域連携なんて、うまくいかないのでは?」という意見もあった。が最初から外部の目も入れていくことで、地元の人だけでは気づかない、地域の様々な側面が見えてくるという点も重要だ。
 地域の資源ということで「自然」と「環境」に興味を持ち、価値を見いだして活動している人が多いのも大切で、それを生かす文化にも着目するまちづくりが今後の課題だ。
まちづくり活動交流会実行委員会に対し、この会自体はおもしろかったが、これをどうまとめるつもりか?という意見があったが、まちづくりを進めるのは探検隊だけではない。JCもあれば、「むら&まち交流協会」もある。いっしょに展開を図ることになろう。


◆第2分散会の報告より(司会協議会幹事柏本)

 様々な地域資源にどう価値づけを行い、どう発信し、どう経済と結びつけていくのか?
 様々な地域活動を実際に行っていくには、その中で、当事者の「情熱」が推進の原動力となっている。人づくりを通じたまちづくりを行いたい。市民の力量も大きく育ってきているのでは?
 まちづくりは、従来の行政主導型から市民主導型へと移行すべきだし、また、それが可能になりつつあるのでは?地元には様々な「エキスパート」がいる。地域の知恵のありかである。それらの方々をネットワークし、新たに価値付け、情報発信をしていきたい。

 そして「子供たち」にきっちり自然や地域を伝えて行こう。自分の持つ知恵や文化は全部次世代に伝えよう。南山城の魅力は厚く積もった歴史と文化だ。


◆第1分散会の報告より(司会探検隊幹事浜崎)

 「自然」「文化」「歴史」「こども」というキーワードは第1分散会でも出た。今日のこの会合は、あくまでも第一歩にすぎない。それぞれが言い足りなかったことを文章にし、それらを一冊の冊子にまとめ、そこから必要な協力をしあう、知恵を出し合うなどの動きと人の輪を膨らませて行こう!そして、それぞれの団体等の活動を、夢かもしれないが、是非とも「次代を担う子供達を自然な形で巻き込みたい」と思います。

 

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