◆第3分散会の報告より(司会:探検隊幹事桜井)
これからのまちづくりには、地域の資源を理解し、工夫していく「地域経営」という観点が必要である。「まず地域、それがしっかりしていないと、広域連携なんて、うまくいかないのでは?」という意見もあった。が最初から外部の目も入れていくことで、地元の人だけでは気づかない、地域の様々な側面が見えてくるという点も重要だ。
地域の資源ということで「自然」と「環境」に興味を持ち、価値を見いだして活動している人が多いのも大切で、それを生かす文化にも着目するまちづくりが今後の課題だ。
まちづくり活動交流会実行委員会に対し、この会自体はおもしろかったが、これをどうまとめるつもりか?という意見があったが、まちづくりを進めるのは探検隊だけではない。JCもあれば、「むら&まち交流協会」もある。いっしょに展開を図ることになろう。
◆第2分散会の報告より(司会協議会幹事柏本)
様々な地域資源にどう価値づけを行い、どう発信し、どう経済と結びつけていくのか?
様々な地域活動を実際に行っていくには、その中で、当事者の「情熱」が推進の原動力となっている。人づくりを通じたまちづくりを行いたい。市民の力量も大きく育ってきているのでは?
まちづくりは、従来の行政主導型から市民主導型へと移行すべきだし、また、それが可能になりつつあるのでは?地元には様々な「エキスパート」がいる。地域の知恵のありかである。それらの方々をネットワークし、新たに価値付け、情報発信をしていきたい。
そして「子供たち」にきっちり自然や地域を伝えて行こう。自分の持つ知恵や文化は全部次世代に伝えよう。南山城の魅力は厚く積もった歴史と文化だ。
◆第1分散会の報告より(司会探検隊幹事浜崎)
「自然」「文化」「歴史」「こども」というキーワードは第1分散会でも出た。今日のこの会合は、あくまでも第一歩にすぎない。それぞれが言い足りなかったことを文章にし、それらを一冊の冊子にまとめ、そこから必要な協力をしあう、知恵を出し合うなどの動きと人の輪を膨らませて行こう!そして、それぞれの団体等の活動を、夢かもしれないが、是非とも「次代を担う子供達を自然な形で巻き込みたい」と思います。
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