山背古道探検隊・ただいま活動中・みどりの会「山城」 


みどりの会「山城」ってこんなとこ

みどりの会「山城」会報「会員からのメッセージ」より

 月2会とは言うけれど、大阪から片道2時間をかけて山城町森林公園までというと、往復4時間かかります。それでも森林と一緒になれるという楽しみが私に「生き甲斐」を与えてくれます。
 三上山のハイキングコースの整備は私の年齢ではかなりシンドイ作業でした。夏の一番暑い盛りに汗水たらして皆さんと一緒に働き、山頂で汗を拭きながら肌に風を通した時の爽快感は、忘れることができません。
 管理棟の下流にある川沿いの部分に公園をつくる作業は本当に大変でした。背より高い雑草に埋め尽くされて、下の川も全く見えない状態だったのです。その雑草を切り開いてやっと下まで降り、皆で草刈りを開始したときはこれでいったい公園になるのだろうかと疑いました。しかし結果は皆でやればできるものだなぁと思いました。
 いつでも参加できる。自分にできることだけやればよい。いつ帰ってもよい。この3点が私たちの仲間意識を高め、暖かい人情で結ばれた基本精神だと思います。皆でやるということの凄さを体験した1年でした。

船尾 弘

 非常に居心地の良い会だったと思う。何のしばりもなく、各自がそれぞれ好きなことを好きなだけ。
 木漏れ日の谷の開拓の時などは、木を切る人、花を植える人、池を作る人・・・等など。
 各自の思いのまま皆が子供のような顔で汗を流していた。だから自分ではこの会を「ボランティア」という認識はやめて「サークル」と思っています。そんな良い関係の仲間達と自然!いつまでも続けられれば良いと思います。
 また、TV取材が来るように頑張りましょう。

石原新也

 今まで、自然(環境)に対して何かを行うことはありませんでした。関心はありましたが、どのように行動を起こせばいいのか分かりませんでした。少しでも木や森・環境を勉強してみようとサンフォレスターに応募しましたが、みごとにハズレ。しかしみどりの会「山城」の結成に参加でき、ハズレが良かったのかもしれません。
 皆で作業し、汗を流し食べる弁当は格別です。そのかわり、常は使わない筋肉を使うため夜コブラ返りが起こります。
 私がなぜ自然や環境に関心があるのかといいますと、人の一番の幸せが健康にあると思うからです。健康に暮らすためには周りの環境がよくならなければなりません。しかし、今の日本の現状を考えれば、10年、20年先に大変なことになると思われます。
 行政だけにまかせず、国民一人一人が自分の環境に対して良くしていこう考える場の一つとして、みどりの会「山城」で勉強してみたいと思います。
 きれいな空気、水は、森林を抜きにして考えられません。木や昆虫、鳥などのことを学びながら、自然に対してどのようにすれば、人間や他の生物、植物が良い環境となるのかの作業に対するお手伝いをしていきたいと思います。

田村治夫

 みどりの会「山城」が発足して1年、集まった方々の名簿を見て広範囲の地域であることを今更に驚いております。大阪市の方、吹田市の方、中には草津からバイクで2時間かけて来られる人もあります。地元山城町からは2名の参加とは少し寂しい気もしております。気楽にワイワイ、思い思いに活動できる雰囲気なので、多くの方の参加をお待ちします。

坂手秀明


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