山背古道探検隊・あなばMAP・青谷絶賞

「青谷絶賞」で梅見を楽しむ

 城陽市の青谷梅林はすでに有名だ。梅酒を飲みながら春の陽と梅の花に遊んだ人も多いだろう。でも、もっとアグレッシブな梅見があった。それは、古き良き明治時代の風景を探索しながら思わぬ梅林を見つけることだ。
 ここに「青谷絶賞」という書物がある。昔の旅行書の現代訳で、城陽市の小西亘先生の労作である。中にあるではないか、青谷八勝なるものが。今の長池駅から信楽街道(現国道307号)まで梅林をめぐって選んだ上等の景色らしい。上記の絵はその抜粋。一景ずつ名前が付いていてそれが面白い。例えば美しい谷沿いの景色は「逢谷美人」だ。もっと面白いのは、今のどこだか簡単にはわからないことだ。探して道に迷っている内に素敵な梅が見つかる...かも。
 参考までに略図を添えておきます。


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